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孫、Sリーグ初陣飾る【第49期棋聖戦リーグ】

 第49期棋聖戦(主催・読売新聞社)Sリーグは、第1ラウンド第3局となる高尾紳路九段―孫喆七段戦が5月13日に日本棋院東京本院で行われ、孫が白番4目半勝ちした。
 孫は前期、Aリーグで2位となり、Sへ初昇格。序列最上位リーグでの初陣を飾った。

348手の熱戦を制した孫
Sリーグ常連の高尾。初戦は黒星に

Bリーグ

 Bリーグは、13日にB1組の志田達哉八段―佐田篤史七段戦が日本棋院中部総本部で行われ、16日にはB2組の横塚力七段―大竹優七段戦が中部で、本木克弥八段―洪爽義五段戦が関西棋院でそれぞれ行われた。

 1組の志田―佐田戦は、佐田が勝利、成績を2勝2敗の五分に戻した。志田は勝てば4連勝・暫定首位だったが、一歩後退。

志田と佐田(右)の一戦。佐田が黒番3目半勝ち

 2組の結果は以下の通り。
 横塚―大竹戦は大竹の勝ち。大竹は3勝1敗となり、横塚は1勝3敗、明暗が分かれた。もう一局は本木が、3連勝の洪に土をつけ、2勝2敗の五分に戻した。
 これでB2組は第4ラウンド終了である。張栩九段、大竹、洪の3名が3勝1敗でトップ。

横塚と大竹(右)の一戦。大竹が黒番2目半勝ち
本木(左)と洪の一戦。本木が黒番中押し勝ち

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