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呉柏毅、初白星【第49期棋聖戦リーグ】

 第49期棋聖戦(主催・読売新聞社)Aリーグは4月18日、連勝の富士田明彦七段と連敗の呉柏毅六段が日本棋院東京本院で対戦、呉の黒番中押し勝ちに終わった。
 これで第3ラウンド終了である。富士田は勝てば3連勝で一歩リードだったが、2勝1敗の山下敬吾九段、河野臨九段、林漢傑八段の3人と並んだ。呉は1勝2敗の伊田篤史九段、安達利昌七段、広瀬優一七段の3人に追いついた。残り4ラウンド、全員にチャンスがある。

死んだふりから相手をねじふせた呉
薄みをつかれた富士田

 同日、Bリーグの鈴木伸二八段―横塚力七段戦も東京本院で行われ、鈴木が白番中押し勝ちした。

ここまで1勝1敗同士、鈴木(左)と横塚の一戦。白星先行となったのは鈴木

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