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日本棋院創立100周年連載『碁界の礎百人』~まとめ

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今年7月に大きな節目となる日本棋院が創立100周年を迎えるにあたり、。今日までの日本棋院、そして囲碁界100年の足跡を振り返った連載をまとめました。 (※注1)アーカイブ第67…
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#藤沢秀行

第88回碁界の礎百人―藤沢秀行67歳、王座戦連覇【藤沢秀行⑪小林光一⑦】

 王座戦は加藤正夫が昭和57年から平成元年まで8連覇したあと、羽根泰正が加藤を破って初の王…

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第81回碁界の礎百人―藤沢秀行無念、応氏杯決勝進出ならず【藤沢秀行⑩聶衛平①】

 昭和63年(1988)は二つの世界選手権の発足が話題となった。一つは日本が主催する世界選手権…

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第73回碁界の礎百人―趙治勲、大逆転で大三冠に【藤沢秀行⑨趙治勲③】

 昭和58年は囲碁史の転換点だった。主役は26歳の趙治勲である。前年、趙は名人、本因坊の二大…

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第65回碁界の礎百人―第1期天元に藤沢秀行【藤沢秀行⑥大平修三③】

 名人戦問題の起こる前から、日本棋院選手権を打ち切り、新棋戦に移行する動きが急になった。…

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第46回碁界の礎百人―坂田、藤沢との死闘を制す【坂田栄男⑧藤沢秀行⑤】

 第1期名人の藤沢秀行への挑戦者を決める第2期名人戦リーグは、最終戦で坂田栄男が呉清源に…

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第42回碁界の礎百人―名人位を巡る坂田・藤沢の激突【坂田栄男⑥藤沢秀行④】

 初代名人に誰が就くか。読売新聞社や『棋道』の予想投票も一般的な下馬評も呉清源と坂田栄男…

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第40回碁界の礎百人―名人戦始まる【藤沢秀行③呉清源⑨】

 昭和35年(1960)、日米安全保障条約に反対する闘争が激化する一方で、碁界も名人戦創設をめぐって大きく動く。その中心にいたのが、日本棋院渉外担当理事の藤沢秀行だった。藤沢は朝日新聞に名人戦の企画を持ちかけたが、話がまとまらず、交渉の相手を読売新聞に変えた。これもすんなりと決まったわけではない。山田虎吉(覆面子)による新聞社幹部への説得がなかったら名人戦は陽の目を見なかったに違いない。  同年10月の棋士総会で70対4の圧倒的多数で名人戦創設が決まった。第1期は13名でリー

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第39回碁界の礎百人―高川秀格、本因坊9連覇【高川格④藤沢秀行②】

 昭和35年、藤沢秀行は最高位戦を制した勢いに乗って、本因坊戦の挑戦者に躍り出た。本因坊を…

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第38回碁界の礎百人―藤沢秀行、トップ戦線へ【藤沢秀行①坂田栄男④】

  昭和30年代に入ると、藤沢秀行の活躍が目立ってきた。まず32年、五段から七段までが出場す…

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