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日本棋院創立100周年連載『碁界の礎百人』~まとめ

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今年7月に大きな節目となる日本棋院が創立100周年を迎えるにあたり、。今日までの日本棋院、そして囲碁界100年の足跡を振り返った連載をまとめました。 (※注1)アーカイブ第67…
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#林海峰

第79回碁界の礎百人―タイトル戦初、二手打ちの珍事【加藤正夫⑤林海峰⑩】

 昭和50年代(1975~)の後半は趙治勲時代といえようか。棋聖戦は58年から3連覇、名人戦は56…

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第74回碁界の礎百人―林海峰、二度目の3連敗4連勝【林海峰⑨趙治勲④】

 昭和58年(1983)の碁界は大逆転に沸いた一年だった。まず、3月に決着した棋聖戦。挑戦…

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第61回碁界の礎百人―〝激闘の七番勝負〟林が大逆転【林海峰⑦石田芳夫④】

 昭和40年代の後半、石田芳夫は林海峰を押しのけ、碁界の頂上に立とうとしていた。本因坊戦で…

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第58回碁界の礎百人―林・石田時代の開幕【石田芳夫③林海峰⑥】

 22歳の石田芳夫が頭角を現した昭和46年(1971)、ビッグタイトル戦での林海峰との対決が避け…

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第53回碁界の礎百人―22歳加藤の奮戦及ばず【林海峰⑤加藤正夫①】

 昭和40年代の前半、林海峰に続いてトップ戦線に躍り出た若手は加藤正夫だった。加藤は入段こ…

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第52回碁界の礎百人―高川、53歳で名人に【林海峰④高川格⑦】

 名人戦は3連覇、本因坊戦は坂田栄男を破ったばかりの林海峰に新たな強敵が現れた。53歳の高…

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第51回碁界の礎百人―坂田、林を破って本因坊7連覇【坂田栄男⑬林海峰③】

 昭和40年代の前半(1965~)は坂田栄男と林海峰がトップを激しく争った時期だった。  両者の角逐を名人戦と本因坊戦の二大棋戦に限って見ていこう。 ・40年 名人戦  林が4勝2敗で坂田からタイトル奪取。 ・41年 名人戦  林が4勝1敗で坂田の挑戦を退ける。 ・42年 本因坊戦 坂田が4勝1敗で林の挑戦を退けて7連覇。 ・42年 名人戦  林が4勝1敗で坂田の挑戦を退けて3連覇。 ・43年 本因坊戦 林が4勝3敗で坂田からタイトル奪取。 ・45年 本因坊戦 林が4勝0敗で

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第49回碁界の礎百人―23歳の名人誕生【坂田栄男⑪林海峰②】

 昭和40年(1965)は囲碁史の大きな転換点だった。それが端的に現れたのが第4期名人戦である…

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第45回碁界の礎百人―若手棋士の胎動【杉内雅男②林海峰①】

 現在、20歳そこそこの若手がタイトル戦に登場するのは珍しくないが、昭和の中頃まではきわめ…

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第69回碁界の礎百人―チク・リン、名人戦で激突【大竹英雄④林海峰⑧】

 昭和17年生まれの大竹英雄と林海峰はチク・リンと呼ばれ、少年時代からよきライバルでやがて…