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酒井、三浦が決定戦へ進出【第4回テイケイグループ杯俊英戦リーグ】

 第4回テイケイグループ杯俊英戦(協賛・テイケイ株式会社ほかテイケイグループ各社)リーグ戦が12月20日から25日(23日は休み)まで日本棋院東京本院で行われた。
 俊英戦は25歳以下の若手限定棋戦。予選を勝ち抜いた12名がA・Bリーグに分かれてリーグ戦を争い、それぞれの優勝者が決勝三番勝負に進出する。

 出場選手と結果は上表のとおり。キラ星のごとく若手有力棋士が名を連ねているのがおわかりいただけるだろう。
 出場選手は口をそろえて、「テイケイグループ杯俊英戦は出場するまでが大変」と話していたものだ。実際、関航太郎九段や竜星を獲得したばかりの福岡航太朗七段でも予選敗退の憂き目にあっている。やっとの思いで勝ち上がっても、待ち受けるのは、タイトル経験者や名人戦リーグ、本因坊戦リーグで活躍した棋士ばかり。
 そんな精鋭ぞろいのなか、いまもっとも勢いに乗る若手棋士2名が勝ち上がった。Aリーグでは酒井佑規五段、Bリーグは三浦太郎四段が5連勝でリーグを制し、来年春ごろに行われる予定の三番勝負に進出した。
(記・関根新吾)

途中1日休みをはさみ5日間にわたるリーグ戦。写真は最終日の様子

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