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広瀬、大コウ制す【第72回NHK杯】
広瀬優一七段(23)は4年連続4回目、藤沢里菜女流本因坊(25)は10年連続10回目の出場。元新人王と女流トップの若手対決は、終盤近くにコウが絡む極めて難解な攻防を展開。最後まで予断を許さぬ激戦が続いたが、広瀬がギリギリ抜け出した。解説は金秀俊九段。
〈第72回NHK杯2回戦・第4局〉
黒 藤沢里菜女流本因坊 白 広瀬優一七段
![](https://assets.st-note.com/img/1725928767-rdDJAZ4fXPojBc3abS6gNiz7.jpg)
※最終譜のあとに棋譜再生機能があります。
〈第1譜〉1―25
![](https://assets.st-note.com/img/1725955512-3ZJP7yI0DL85ve4dTlgNOc9i.jpg?width=1200)
「藤沢さんは実利派でシノギが得意。ヨセの正確さはトッププロに劣らない。広瀬さんは、以前から注目している若手。自由な発想で、創意工夫があります」。対戦成績は藤沢の4勝2敗。
黒1、3、5はあまり見ない構え。「おそらく、研究済みの布石。1図、黒1のシマリはよく見ます」。黒13のカカリに白14のハサミ、黒15と両ガカリし、左下から局面は動き始める。
白20のオサエに黒21のカケツギが目新しい。「ひと工夫しました。2図、黒1以下なら定石で、戦いになることが多い」。白は穏やかに22、24と受ける。「白24では3図、1のオサエも有力。互角です」。
黒25と大きくスベる。薄く見えるが、いかようにもサバけるという構えだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1725955952-Ac0QF6v3wsdgYZJWOzlHGBIP.jpg?width=1200)
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