第43回世界アマチュア囲碁選手権大会が開幕(中国深圳大会)
第43回世界アマチュア囲碁選手権大会15日から18日にかけて中国深セン市宝安区の「宝安1990文化館」を会場に、世界46か国・地域から選手が参加して行われる。日本代表選手は栗田佳樹(東京理科大在学)さん。世界アマ初出場である。
本戦が始まる前日(12月14日)の夜に、宝安1990文化館で開会式が開催された。(写真:深セン市宝安区の主催提供)
開会式で挨拶にたった中国囲棋協会主席の常昊九段は、「世界アマチュア囲碁選手権大会は1979年の創設以来、毎年開催されています。現在、世界アマチュア囲碁選手権大会は最高の基準、最も長い歴史、最大の影響力、そして最も広い範囲を誇る世界アマチュア囲碁選手権大会です」と述べた。
続けて、「囲碁は世界的にも普及しています。囲碁界において非常に重要な大会です。中国の棋士は常にこの大会で好成績を収めています。私も1990年、13歳のときに第12回大会で優勝しました。この優勝は少年時代にとても良い思い出を残してくれたので、世界アマチュア囲碁選手権大会にはずっと深い思い入れがあります」と本大会への思いを語った。
常昊九段は13歳のときに8戦全勝で優勝した。今でも本大会の最年少記録である。
大会は15日から18日にかけて7回戦が行われる。
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