福岡、初の決勝進出【第33期竜星戦】
広瀬優一七段は、1回戦で許家元九段、2回戦で一力遼棋聖を破っての準決勝進出。
対する福岡航太朗七段は、1回戦で外柳是聞五段、2回戦で藤沢里菜女流本因坊を破っての準決勝進出。
お互い初の決勝進出を懸けて争われた本局は、福岡が終始主導権を掴み、隙の無い打ち回しで完勝した。
福岡は本戦ブロックの1回戦から出場しており、本局の勝利で、ここまで負け無しの14連勝中。最高の状態で決勝の舞台に挑むことになった。
解説は河野臨九段。
〈第33期竜星戦決勝トーナメント準決勝・第1局〉
黒 福岡航太朗七段 白 広瀬優一七段
※棋譜再生は最終譜のあとにございます。
〈第1譜〉1―31
福岡の先番。左上、黒15からは定石進行だ。
「黒が23と広くヒラいたので、白は26のツメを優先しました。白6の動き出しを狙っています。黒はAの三々入りを見ず、黒27、29を利かしました。明るい打ち方だと思います」と河野九段。
ここから先は
1,623字
/
13画像
この記事のみ
¥
220
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!