令和６年度女流特別採用棋士採用試験が２月18日に終了、日本棋院院生の高山希々花さんが13勝１敗で１位となり、入段を決めた（２月20日の常務理事会で承認）。正式採用は４月１日から。

高山希々花（たかやま　ののか）　平成22年12月６日生、北海道札幌市出身。洪清泉四段門下。

　入段が決まり、高山さんはこれまでを振り返った。
　「兄と姉が通っていた札幌のヒカルの碁教室に５歳の時から通いました。ずっとプロ棋士になりたかったので、本当に嬉しかったです」
　自分の棋風については、「手厚く打って、地を取る打ち方が多いです」とのこと。
　憧れの棋士は、藤沢里菜女流本因坊。「タイトル戦で戦える棋士になりたいので、まず本戦に入れるように頑張りたいです」と目標を語った。