【日本女子囲碁リーグ】高雄茉莉二段インタビュー【チーム名古屋】
日本女子囲碁リーグの「チーム名古屋」(スポンサー:名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社)の高雄茉莉二段にインタビュー。本棋戦への意気込みからプライベートの話まで、盛りだくさんでお届けします。
――今大会の意気込みを教えてください。
「女子リーグができると聞いた時からワクワクしていました。地元の名古屋チームとして出られて嬉しいですし、しっかり結果を出したい気持ちがあります」
――注目している棋士は?
「高山希々花さんに注目しています。後は同じチームの千笑(加藤三段)ちゃんと王(景怡四段)先生は安定感のある二人なので、安心して任せられる印象ですし、彩夏ちゃん(羽根二段)は勝負強さがあると思うので、注目しています」
――囲碁とは?
「奥が深いゲームで、一手違うだけで変化が無限にあります。私は序盤の研究が好きな方で、AIを使ってよく調べるのですが、答えが見えてこない面白いゲームと感じます」
――ファンの方へ一言お願いします。
「名古屋のファンの皆様を始め、多くの皆様に喜んでもらえるように頑張ります」
プライベート編
――自分の棋風は?
「序盤は落ち着いた手で打ち進めて、中盤で戦えそうだと判断できれば、仕掛けていく場合が多いです。力を溜めて戦っていくイメージ」
――AIで勉強される時、どのように使っていますか?
「浅く広く調べるよりも、深く調べるタイプかもしれません。例えば、実戦で出てきた形は徹底的に調べます。ただ、すぐに忘れちゃうんですけどね(笑)。全ての分岐を覚えるのは不可能に近いので、感覚だけでも身に着けられればと思っています」
――好きな食べ物は?
「本当に何でも好きですが、特に、焼肉、鯖寿司、白玉、タピオカなどが好きです」
――苦手な食べ物は?
「セロリですかね。風味が少し苦手ですね」
――新しく始められたものは?
「去年から韓国で勉強しに行くようになりました。去年は3回、今年は2回。環境が全然違います。例えば、日本では自分で勉強するのが主ですが、韓国だとスケジュールが決まっていて、淡々とこなす感じです。もちろん、日本と韓国で良さはありますが、私は一人でやるのが大変なので、スケジュールが決まっている方が合っていました」
――趣味やマイブームは?
「マンガやアニメを見るのが好きですね」
――普段の勉強方法は?
「詰碁と棋譜並べ、研究会やネット碁で打った対局をAIで調べること。最近はミスを減らすために、詰碁をやることが増えました。1日の平均は100問ぐらいです」
――ルーティンは?
「手合日に、母に貰ったお守りを持って行くこと。ご利益があるかなと」
――無人島に1つ持っていけるのであれば、何を持っていきますか?
「ライターですかね。食べ物を焼くのに便利ですし、自力で火をおこす自信がないからです」
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!