囲碁の輪が広がる!48チームが大集合【第2回実業団囲碁大会】
11月24日に「第2回実業団囲碁大会」(協力・一般社団法人IGOPRO)が日本棋院東京本院で開催。48チームが集結し、6クラスに分けて熱戦が繰り広げられた。無差別クラスは富士通チームとなった。なお、第3回は2025年5月31日に開催予定。
期待膨らむ未来像
運営されたIGOPRO代表理事の藤森稔樹さんに、本大会についてインタビューをお願いしました。
――今大会で苦労した点を教えてください。
「まず、どれだけチーム数が集まるか分からないという点。ただ、発信してもダメだと思い、一社一社、本当に地道に声をかけて集めてきました。各社からの連絡も多く大変ではありましたね」
――開催して良かった点は?
「囲碁を盛り上げようと思っている方が、実際に多くいることがわかったこと。そして『こういった会をもっと盛り上げよう!』という声もたくさん頂きました。後は声をかけずとも、『これだけ多く参加するなら出てみたい』というチームが、3割ぐらいおられたのかなと感じました」
――次回は5月31日に開催されます。それに向けての意気込みを教えてください。
「大会を作ることで囲碁部の活動が、活発になっていくと思うんですね。例えば、企業の囲碁部があっても、目標とする大会などがなければ、張りが出ないですよね。もっともっと企業の囲碁部が盛り上げるきっかけにしていきたいと思いますし『世の中にはこんなにたくさんの碁打ちがいるんだよ』ということをアピールする。中で盛り上がりつつも、外にも発信していくことが、私達運営が目指すところです」
――最後、どういった未来像を描いているか、教えてください。
「本当にまだまだこれからですが、企業数を100社以上にしたいという目標があります。社会人リーグとして定番のイベント、つまり、1つのアマチュアリーグとして、棋士の皆さん以外でも、アマチュアも注目されるリーグ戦に成長させていければ理想かなと思っています」
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