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本戦出場16名決まる【第79期本因坊戦最終予選】

 第79期本因坊戦(主催・毎日新聞社、特別協賛・大和証券グループ)は2月5日に上野愛咲美女流名人と謝依旻七段の女流対決が、8日に小林覚九段―富士田明彦七段戦が日本棋院東京本院で行われ、上野と富士田が勝利、これで本戦入りを決める最終予選が終了した。

上野(左)と謝の一戦。上野が天元戦に続き、本因坊戦でも本戦出場を果たした
富士田(右)と小林の一戦は、好調の富士田が勝利

 本戦は、前期まで8名によるリーグ戦だったが、今期から16名によるトーナメント戦で争う。
 出場メンバーは下の表の通り。内訳はシード4名、予選突破12名で、シードは前期挑戦手合敗退の井山裕太王座、前期リーグ上位4名の許家元九段、芝野虎丸名人、余正麒八段(もう一人の一力遼棋聖は本因坊獲得)。
 12日、小池芳弘七段―洪爽義五段戦で開幕する。

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