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【現代碁の最前線】知識で差を広げる!実戦頻出の小目ケイマジマリへの対抗策【三浦太郎四段③】

 今回は小目のケイマジマリで現れる「横ツケ戦法と意表突く奇策」を三浦太郎四段の解説でお送りします。知っているだけで安定感が増す打ち方があります。実戦頻出形なので、すぐに活用できるはずです!

実戦頻出形の攻防から、意表を突く様子見など幅広く解説

テーマ図1「手厚い横ツケ戦法」

 白1のツケが小目のケイマジマリへ働きかける有力。本手法は、相手の受け方に合わせて、自在に整形できる特徴があります。

1図(効率的な守り)

 黒1と受けられた場合、白2以下と右辺の白陣を固められるので、白悪くないワカレです。

参考図1(中央志向へ)

 黒1と切断されても、白2と黒3の交換で黒の形を崩しながら、中央を厚くできるので白十分。

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