
【日本女子囲碁リーグ】上野愛咲美女流立葵杯インタビュー【チームセンコーグループ】
日本女子囲碁リーグの「チームセンコーグループ」(スポンサー:センコーグループホールディングス株式会社)の上野愛咲美女流立葵杯にインタビュー。本棋戦への意気込みからプライベートの話まで、盛りだくさんでお届けします。
上野愛咲美女流立葵杯のプロフィール
平成13年(2001年)10月26日生。東京都出身。藤澤一就八段門下。平成28年入段、30年二段。令和元年三段、3年四段、5年五段。上野梨紗女流棋聖は実妹。日本棋院東京本院所属。
【主な実績】
2018年:第21期ドコモ杯女流棋聖戦奪取
2019年:第22期ドコモ杯女流棋聖戦防衛(2連覇)、第28期竜星戦準優勝、第38期女流本因坊戦奪取
2020年:第5回扇興杯女流最強戦優勝
2021年:第24期ドコモ杯女流棋聖戦奪取、第32期博多・カマチ杯女流名人戦挑戦者、第8期会津中央病院・女流立葵杯挑戦者、第16回広島アルミ杯・若鯉戦優勝
2022年:第25期ドコモ杯女流棋聖戦防衛(2連覇)、SENKOCUPワールド碁女流最強戦2022優勝、第9期会津中央病院・女流立葵杯奪取、第41期女流本因坊戦挑戦者、第17回広島アルミ杯・若鯉戦優勝(2年連続)
2023年:第34期博多・カマチ杯女流名人戦奪取、第10期会津中央病院・女流立葵杯防衛(2連覇)、第48期新人王戦優勝
2024年:第11期会津中央病院・女流立葵杯防衛(3連覇)
日本女子囲碁リーグ概要
名称:第1回日本女子囲碁リーグ
主催:公益財団法人日本棋院
特別協賛:阪急電鉄株式会社(リーグスポンサー)
協賛:
■リーグスポンサー
三井住友カード株式会社
■チームスポンサー
(チームセンコーグループ)
センコーグループホールディングス株式会社
(チーム囲碁・将棋チャンネル)
株式会社囲碁将棋チャンネル
(チーム名古屋)
名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社
(チーム若鯉)
広島アルミニウム工業株式会社
(チーム福岡)
出光芳秀様
特別協力:日本経済新聞社
対局形式:5チームによる3名対3名のチーム対抗戦
持ち時間:持時間各1時間、使い切って1手30秒の秒読み
優勝賞金:500万円

――今大会の意気込みを教えてください。
「第一指名で選んで頂いて嬉しいです。もちろん、相手は強いですけど、チーム戦なので力を合わせて頑張りたい」
――注目している棋士は?
「妹(上野梨紗女流棋聖)がいるので、やや注目しています。後は栁原咲輝ちゃんは伸び盛りな感じで、最近は調子も良いので注目しています」

――囲碁とは?
「老若男女、碁盤と碁石があれば誰でも楽しめて、とにかく奥深いゲームだと思います」
――ファンの方へ一言お願いします。
「国内の公式戦として、こうしたチーム戦は初めてになるので、ぜひ推しチームを見つけて応援してくださればと思います」
プライベート編

――棋風を教えてください。
「戦いが好きな棋風。一番の理想は、黒も白も弱い石が10個くらいあって絡めていくこと。大石を取りにいくドキドキ感がいいので、1つの石を追いかけるのも好きです」
――好きな食べ物は?
「揚げ出し豆腐や鯵の南蛮漬け、レアチーズケーキ、フランボワーズ。和食系も洋食系も好きです」
――嫌いな食べ物は?
「しいたけです。風味と触感があまり好きじゃないです」

――趣味は?
「趣味は体を動かす事が好きです。最近はテニスに行ったり、1年前からフットサル部とバスケ部に入って、体を動かしています」
――普段の勉強方法は?
「詰碁が多いです。やる気がある時だと1日500題ぐらい、1日の平均は200~300題。難易度は簡単なものですね。難しい問題を解く方が勉強している感覚はありますが、実際の成績を記したカレンダーと、詰碁を解いた記録を書いたカレンダーを比べた時、簡単なものを解いていた時の方が、成績が良かったのでそっち(簡単な詰碁を解くこと)にしました。難しい問題は毎月詰研(詰碁研究会)で出題されるものをやり、普段はネットで解くことが多いです」

――ルーティンを教えてください。
「対局日の朝に縄跳びを777回跳ぶこと。対局中は『お~いお茶』を飲むこと。寝る前には少しストレッチをしています」
――無人島に1つ持っていけるのであれば、何を持っていきますか?
「さっさと脱出したいですね(笑)。案を出してくれそうなので、妹を連れていきます」

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