見出し画像

人間的な感覚を大事に挑む!独自の勉強スタイル【三浦太郎三段特別インタビュー】

 今回は新人王を獲得された三浦太郎三段に強さの秘密や普段の勉強法など幅広くインタビュー!「最近、AI研究の割合は1割」「技を見て盗む」とAI全盛期の時代とは思えない、三浦独自のスタイルを語って頂きました。

三浦太郎三段プロフィール
 平成16年(2004年)11月14日生。東京都出身。洪清泉四段門下。令和2年度入段(冬季採用試験1位)、5年三段。日本棋院東京本院所属。※令和2年1月より対局。

【主な戦績】
2021年:第16回広島アルミ杯・若鯉戦本戦出場
2022年:第2回テイケイ杯俊英戦リーグ入り
2023年:第48期新人王戦本戦入り、第18回広島アルミ杯・若鯉戦本戦出場、第33期竜星戦本戦入り
2024年:第49期新人王戦優勝、第49期棋聖戦Cリーグ入り、第31期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦本戦入り


AI研究の割合は10%

「基本的に対局する勉強がメイン」と三浦三段

 ――普段の勉強方法を教えてください。
 「研究会にいく日とそうでない日があります。研究会では、基本的に対局をして、その碁をAIで調べて勉強しています」

 ――AI研究の割合はどれぐらいですか?
 「今では1割ぐらい。ただ、他の人の棋譜を見ることが多くて、その人がAIに影響されていれば、第三者を介してAIの打ち方を吸収しているかもしれません」

 ――具体的に、AIはどのように活用されていますか?
 「対局している時間が長くて、AIは検討ぐらいにしか使っていません。一人で黙々と検討するのも、最近では少ないですね」

ここから先は

1,332字 / 3画像
この記事のみ ¥ 330
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!