
韓国の崔九段が勝利【第1回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦・第5戦】
2月19日に「第1回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦」の第5戦が中国上海の上海大酒店 Grand Central Hotel Shanghaiで行われ、韓国の崔珪昞九段が中国の曹大元九段に白中押し勝ち。明日の第6戦は、日本の武宮正樹九段が出場する。(写真提供・韓国棋院)
第1回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦・第2ラウンド
日程:2月19日~
主催:韓国棋院
後援:株式会社農心
場所:中国上海「上海大酒店 Grand Central Hotel Shanghai」
賞金:1億8000万ウォン(約2020万円)
持ち時間:各40分、使い切ってから1分の秒読み
残り棋士:
【日本】依田紀基九段、武宮正樹九段、彦坂直人九段、山城宏九段
【韓国】曺薫鉉九段、徐奉洙九段、崔珪昞九段、劉昌赫九段
【中国】聶衛平九段、劉小光九段、曹大元九段、馬暁春九段
ハイライト図「機敏な立ち回り」

黒番は中国の曹九段。黒1と右下の白3子へ迫られた瞬間、白2のノビが好手。黒3と下辺の封鎖を避けるなら、白4と右辺の黒地を削れるので白十分。黒aには白b以下と削る要領。
参考図(長期戦を目指す)

黒1と右辺方面を受けるのが堅実。白2から8と下辺の進出を止められる代わりに、黒9と右辺方面の自陣を広げて、互角に近い進行。




〈第1回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦・第5戦〉
黒 曹大元(中国) 白 崔珪昞(韓国)
190手完、白中押し勝ち

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