見出し画像

【日本女子囲碁リーグ】辻華三段インタビュー【チーム福岡】

 日本女子囲碁リーグの「チーム福岡」(スポンサー:出光芳秀様)の辻華三段にインタビュー。本棋戦への意気込みからプライベートの話まで、盛りだくさんでお届けします。

辻華三段のプロフィール
 平成12年(2000年)6月12日生。東京都出身。平成31年入段(女流特別採用推薦)。令和6年三段。日本棋院東京本院所属。

【主な実績】
2019年:第23期ドコモ杯女流棋聖戦出場
2020年:第1回博多・カマチ杯女流オープン戦本戦入り
2021年:第32期博多・カマチ杯女流名人戦リーグ
2023年:第48期棋聖戦Cリーグ
2024年:第43期女流本因坊戦本戦入り

日本女子囲碁リーグ概要
名称:第1回日本女子囲碁リーグ
主催:公益財団法人日本棋院
特別協賛:阪急電鉄株式会社(リーグスポンサー)
協賛:
■リーグスポンサー
三井住友カード株式会社
■チームスポンサー
(チームセンコーグループ)
センコーグループホールディングス株式会社
(チーム囲碁・将棋チャンネル)
株式会社囲碁将棋チャンネル
(チーム名古屋)
名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社
(チーム若鯉)
広島アルミニウム工業株式会社
(チーム福岡)
出光芳秀様
特別協力:日本経済新聞社
対局形式:5チームによる3名対3名のチーム対抗戦
持ち時間:持時間各1時間、使い切って1手30秒の秒読み
優勝賞金:500万円

 ――本大会の意気込みを教えてください。
 「普段は個人戦なのでプレッシャーはないのですが、今回は団体戦ということで味方の先生方に迷惑をかけないように頑張りたい」

 ――注目している棋士は?
 「新入段の高山希々花さん。13歳の最年少ということもありますが、デビュー戦でも勝たれていたので注目しています」

 ――囲碁とは?
 「本当に奥深いゲームで、知れば知るほど楽しくなるゲームです」

 ――ファンの方へ一言お願いします。
 「いつも囲碁界を応援してくださり、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」

プライベート編

 ――自分の棋風は?
 「地に辛い棋風だと思います。実利と厚みの割合は7対3ぐらい。攻めかシノギかで言えば、シノギの方が得意です。もちろん、攻めも好きですが、本当に石をツブしにいかないといけない局面は苦手ですね」

 ――好きな食べ物は?
 「食べるのが生き甲斐と言って良いほどなので、何でも好きです。辛いのも甘いのも、苦いものでもいけます」

 ――苦手なものはありますか?
 「普通の家庭で食べる物なら基本的に平気ですが、パクチーやラム肉、銀杏、後はグリーンカレーは少しだけ苦手です」

 ――趣味やマイブームを教えてください。
 「おいしいお店を探すことが主な目的になりますが、よく散歩をします。おそらく5、6キロは歩いていると思います」

 ――新しく始めたものがあれば、教えてください。
 「朝起きて字を書くこと。たまにサインを求められた時、自分の字に自信が持てなくて『練習しないと』と思ったのがきっかけです」

 ――普段の勉強方法は?
 「詰碁をすることが多いです。簡単すぎず、難しすぎない難易度のものを1日50~100問解くようにしています。最低限やることとして毎日続けています」

 ――ルーティンを教えてください。
 「朝起きて、詰碁を解くことと、字を書くことを続けています」

 ――無人島に何か1つ持って行けるのであれば、何を持って行きますか?
 「私でも操縦できる船。脱出したいです(笑)」

ここから先は

0字

『棋道web』は日本棋院の公式WEB囲碁情報配信サービスです。棋戦やアマ大会の情報をはじめ、上達に役…

『棋道web』読み放題プラン

¥1,430 / 月

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!