基礎知識を身につけよう その7【整地のよさ】
整地(せいち)は、他の競技のスコアの出し方・勝負の決定の仕方と比べて、面白いもの、独特なものといえるでしょう。
プレイヤー自身が手を動かして相手の陣地を整え、スコアを出します。そして確認し合い、合意して勝敗決定です。
一局の碁は両対局者の作品とよくいわれますが、ゲーム終了後も二人で作り上げていくのが整地なのです。何だか素晴らしいと思いませんか。
整地の仕方1から3に続く今回、整地のよさをまとめて終わりとします。
1、目算力向上に役立つ
対局中、地の大きさを数えることを目算(もくさん)と呼びます。目算は、形勢判断をするうえで欠かせません。
整地をすることは、目算力の向上につながります。
2、連帯感が深まる
整地は共同作業です。対局者同士の連帯感が深まります。
3、パズル感覚を味わえる
整地は、パズルをしているように感じる方が少なくないようです。
4、美しさを味わえる
整然となった盤上の美しさを味わって一局を終えることができます。
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