人気上昇中の学生大会【SENKO IGO STUDENT CONGRESS 2024・関東学生囲碁大会】
9月29日に「SENKO IGO STUDENT CONGRESS 2024・関東学生囲碁大会」(主催・センコーグループホールディングス株式会社)が潮見SIFビルで行われた。大学生であれば無料で参加でき、144名が集まった。3回目の開催となる本イベントのレポートをお届けする。
プライベートと仕事の両立
10時にイベントが始まり、冒頭の企業説明会では事業内容や同社囲碁部の活動について説明された。囲碁部の活動は、大阪と東京で行われており、社内や他企業囲碁部との交流が中心となっている。以下は囲碁部の概要だ。
囲碁部は実業団として活動しており、実業団の活動として大会へ出場する場合、出勤扱いにできる。広報の藤沢智嘉子さんは「(全ての部活動が一律ではないが)出勤扱いにできる場合があります。知名度やブランディングにも繋がるので、利害は一致しています」と語られた。
また、囲碁部以外にもスポーツなどの活動もサポートしている。「支援する取り組みにより、帰属意識と仕事へのモチベーションを高めることが、イメージアップに繫がると考えています。豊かな人生を送るための支援で、最終的に多くの方が長く働いて頂けたら嬉しいです」とのこと。
人気上昇の学生大会
本イベントの特徴の1つは、センコーグループホールディングス株式会社が手掛けている事業から豪華な賞品や昼食が用意されていること。(東京開催では)1回目は99名、2回目は127名、3回目で144名と参加人数が増えている。
また、2024年入社の山岡秋桜さんによれば、Bクラスの参加人数が多いのは、学生の大会としては珍しいという。「学生の大会では、強い人が集まり競う場になりやすい。このイベントでは幅広い棋力の方が参加されていて嬉しい」と話した。
大会と就活の融合
イベント開催の経緯について、企画・運営された株式会社方円企画の梅木大輔さんは「学生の大会と就職採用に絡めたものができないか、センコーグループ様よりご相談を頂き、企画・提案したものが採用されて2年前からスタートしました。今年から関西でも実施されており、どのように持続可能なものにしていくかが重要と考えています」と語られた。
広報の藤沢さんは「本イベントを通じて、物流以外に清掃事業や旅行代理店事業など多岐にわたる事業に携わっていることを知って頂けるとともに、学生の皆様に楽しいと感じてもらえる一日となりますよう、対局以外に抽選会なども行っています。今後も参加人数を増やしていきたい」と語られた。
センコーグループホールディングス株式会社では、2006年に「囲碁フェスティバル」、2022年に「SENKO IGO STUDENT CONGRESS」を開催し、地域・社会貢献に取り組んでいる。
プロの棋戦では、2016年に「扇興杯女流囲碁最強戦」、2018年に「SENKO CUPワールド碁女流囲碁最強戦」を協賛社として開催。プロとアマともに、碁界の発展に取り組む同社の活動から目が離せない。
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