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日本の芝野、決勝進出ならず【第15回春蘭杯世界囲碁選手権3回戦・準決勝】

 12月17、19日に「第15回春蘭杯世界囲碁選手権」の3回戦(準々決勝)と準決勝が中国・海南省「海南棋子湾開元度假村」で行われた。日本の芝野虎丸九段は3回戦で三星火災杯世界囲碁マスターズで世界チャンピオンになったばかりの丁浩九段(中国)に勝利をおさめるも、準決勝で韓国の朴廷桓九段に惜しくも敗れ、世界戦決勝進出を逃した。
 なお、団長兼芝野九段サポート役として許家元九段が同行した。

【12月17日:3回戦の結果】※左側が勝者
芝野虎丸九段―丁浩九段(中)
卞相壹九段(韓)―羋昱廷九段
楊楷文九段(中)―李軒豪九段(中)
朴廷桓九段(韓)―辜梓豪九段(中)

【12月19日:準決勝の結果】
朴廷桓九段(韓)―芝野虎丸九段
楊楷文九段(中)―卞相壹九段(韓)

準決勝終局後の様子。日本の芝野九段(左)が中盤で追いつくも、最後は韓国の朴九段に軍配

【棋戦概要】
棋戦名:第15回春蘭杯世界囲碁選手権
主 催:中国囲棋協会、春蘭集団
優勝賞金:15万ドル(約2千2百万円)

【対局概要】
3回戦:12月17日(火)11時30分~(日本時間)
準決勝:12月19日(木)11時30分~
対局場所:中国海南省「海南棋子湾開元度假村」
対局方式:24 名のトーナメント戦
     中国ルール 、コミ 7 目半
     持時間は各2時間30分の秒読み60秒5回

対局会場の風景① 中国・海南省「海南棋子湾開元度假村」
対局会場の風景②
対局会場の風景③ 海南島は中国の南端

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