【現代碁の最前線】星のケイマジマリへの肩ツキ戦法・基本編【小池芳弘七段①】
今回は星のケイマジマリで現れる「肩ツキ戦法の基本」を小池芳弘七段の解説でお送りします。現代では常套手段となった打ち方ですが、実際にどのような進行が想定されるか。3回に分けて、必須の知識を紹介します。
テーマ図「肩ツキの様子見」
黒1の肩ツキは実戦でよく現れる打ち方。今回は白A~Cと対応された場合、黒がどのように受けるべきか、解説していきます。
1図(全局的な厚さ)
白1と受けられた場合、黒2以下と形を整えるところ。aやbの好点を見られるので、黒悪くない進行です。
2図(スベリの対策)
白1と受けるなら、タイミングを見て、黒2と左下の白へ働きかけるのが狙い。白から厳しく攻められないのが黒の強みです。
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