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井山、5度目の優勝【第32期竜星戦・決勝】

 第32期竜星戦(主催・囲碁将棋チャンネル)は井山裕太竜星と芝野虎丸名人による決勝戦となり、結果は井山竜星が黒番中押し勝ち、連覇を達成した(12月25日放送)。
 井山は平成21年に第18期竜星戦で初優勝、第20・21期で連覇、そして前年第31期に10年ぶりの頂点に立っている。今回で優勝回数は通算5回となり、並んでいた一力遼棋聖を離して単独1位に躍り出た。「相性のいい棋戦だと思っています」と井山。

対局情報
黒 井山裕太竜星 白 芝野虎丸名人
立会  :マイケル・レドモンド九段
記録  :風間隼四段
持ち時間:1手30秒、60秒の考慮時間10回
対局結果:165手完、黒中押し勝ち


〈第32期竜星戦決勝トーナメント・決勝〉
黒 井山裕太竜星 白 芝野虎丸名人

※棋譜再生は最終譜のあとにございます。

第1譜(1―17)「現代風の序盤」

 黒9、11と連打するのが実戦でよく現れる定石の1つ。白12など大場に走るなら、黒17と手を戻して一段落。右上に3手分の手間をかけても、上辺や右辺の模様拡大を狙えるので、黒悪くないワカレだ。

参考図1

〈参考図1〉白1、3と動き出すのは、黒4以下で右上の白を攻められるため、脱出を図るのは得策ではない。

黒番の井山竜星(左)が初手を打ち下ろす対局開始の風景

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