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【日本女子囲碁リーグ】加藤千笑三段インタビュー【チーム名古屋】

 日本女子囲碁リーグの「チーム名古屋」(スポンサー:名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社)の加藤千笑三段にインタビュー。本棋戦への意気込みからプライベートの話まで、盛りだくさんでお届けします。

加藤千笑三段のプロフィール
 平成13年(2001年)9月13日生。岐阜県出身。羽根直樹九段門下。平成30年入段、令和5年三段。日本棋院中部総本部所属。

【主な実績】
2018年:
第22期ドコモ杯女流棋聖戦ベスト4
2019年:第38期女流本因坊戦本戦入り、第23期ドコモ杯女流棋聖戦本戦入り
2020年:第7期会津中央病院・女流立葵杯本戦入り、第24期ドコモ杯女流棋聖戦本戦入り
2021年:第32期博多・カマチ杯女流名人戦リーグ入り、第40期女流本因坊戦本戦入り、第8期会津中央病院・女流立葵杯ベスト4、第6回扇興杯女流囲碁最強戦本戦入り、第25期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦者決定戦進出、第16回広島アルミ杯・若鯉戦本戦入り
2022年:第47期新人王戦本戦入り、第9期会津中央病院・女流立葵杯、第41期女流本因坊戦挑戦者決定戦進出、第7回扇興杯女流囲碁最強戦本戦入り、第26期ドコモ杯女流棋聖戦本戦入り
2023年:第8回扇興杯女流囲碁最強戦本戦入り、第42期女流本因坊戦本戦入り、第27期ドコモ杯女流棋聖戦本戦入り、第18回広島アルミ杯・若鯉戦本戦入り、
2024年:第49期新人王戦本戦入り、第9回扇興杯女流囲碁最強戦本戦入り

日本女子囲碁リーグ概要
名称:第1回日本女子囲碁リーグ
主催:公益財団法人日本棋院
特別協賛:阪急電鉄株式会社(リーグスポンサー)
協賛:
■リーグスポンサー
三井住友カード株式会社
■チームスポンサー
(チームセンコーグループ)
センコーグループホールディングス株式会社
(チーム囲碁・将棋チャンネル)
株式会社囲碁将棋チャンネル
(チーム名古屋)
名古屋鉄道株式会社、株式会社スズケン、ブラザー工業株式会社、矢作建設工業株式会社
(チーム若鯉)
広島アルミニウム工業株式会社
(チーム福岡)
出光芳秀様
特別協力:日本経済新聞社
対局形式:5チームによる3名対3名のチーム対抗戦
持ち時間:持時間各1時間、使い切って1手30秒の秒読み
優勝賞金:500万円

 ――今大会の意気込みを教えてください。
 「チームの勝利に貢献できるように、一局一局集中して頑張りたい」

 ――注目している棋士は?
 「栁原咲輝さんを注目しています。公式戦ではないですけど、対局したことがあります。若い方なのでどのような成長されるか、楽しみです」

第41期女流本因坊戦挑戦者決定戦の終局風景。加藤三段(左)は敗れるも、大きな飛躍を見せた

 ――囲碁とは?
 「自分にとっては生活の一部で人生でもあり、欠かせないものです」

 ――ファンの方へ一言お願いします。
 「優勝目指して、チーム一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします」

プライベート編

 ――自分の棋風は?
 「基本的には地に辛い棋風。序盤や中盤は穏やかな展開になるのが好きです。攻めかシノギかと言われれば、シノギが得意です」

 ――好きな食べ物は?
 「味噌カツなど、名古屋めしは大好きです」

 ――苦手なものは?
 「レーズンや小豆など甘いものが苦手です」

 ――趣味やマイブームは?
 「音楽を聴いたり、カラオケを歌ったりすること。普段聴くのは『あいみょん』や『back number』。手合前には『高橋優』や、ゆずの『栄光の架橋』などを聴くのがルーティンになっています」

 ――普段の勉強は?
 「家では詰碁とネット碁、AI研究。週に2、3回研究会に行きます。主な勉強は、対局の後にAI研究することで全体の6、7割ぐらいです」

 ――無人島に1つ持っていけるのであれば、何を持っていきますか?
 「前はスマホと答えたことがありますが、wifiとかないですよね。やっぱり、水ですかね。生存路線を目指します」

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