大迫力、チーム対抗戦【ジャンボ囲碁十五人団体戦】
1月28日、日本棋院東京本院で「第51回ジャンボ囲碁十五人団体戦」が行われた。1チーム15名の大型団体戦で、愛好会、研究会、碁会所ごとと様々なチームが参加している。今回は27チームが集合、Aクラス15チーム、Bクラス12チームの二つに分かれて4回戦の熱戦を繰り広げた。
Aクラスでは昨年3位の桃源会と4位の指扇囲碁サロンSが1回戦から対戦、勝利した指扇囲碁サロンSが2回戦で昨年2位のバトリアヌス帝国と対戦という魔のブロックとなった。
優勝決定戦は2大会ぶりの優勝を目指すバトリアヌス帝国と昨年優勝の大熊義塾の対戦に。大熊義塾はアマ名人本因坊の大関稔さんが主将を務めるチームで20代後半から30代前半にかけての世代が中心である。バトリアヌス帝国は学生囲碁界の覇者・川口飛翔さん、棋聖戦Cリーグ入り経験のある栗田佳樹さんを擁するチームで20代の若手が中心。結果は大熊義塾が8―7で制し2連覇となった。
2位は3回戦で敗れた清楽会がメンバーの勝ち数差でバトリアヌス帝国に逆転した。
Bクラスは、団碁汁おかわりと囲碁将棋喫茶樹林の優勝決定戦となり、9―6で団碁汁おかわりが制し優勝となった。団碁汁はAクラスにもチームが参加しており、そちらはアマ大会優勝多数の平岡聡さんが主将を務める同年代が中心のチーム。
2位は指扇囲碁サロンXとなった。指扇囲碁サロンXは埼玉県の強豪を中心としたチームで、今回最多の3チームがエントリーしている。
(記・光井一矢)
各クラス入賞
〈Aクラス〉①大熊義塾②清楽会
〈Bクラス〉①団碁汁おかわり②指扇囲碁サロンX
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