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張栩、初白星【第49期名人戦リーグ】

 第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグは5月20日、日本棋院東京本院で張栩九段―関航太郎九段戦が行われた。対局前まで張は0勝4敗(1手空き)、関は1勝3敗(1手空き)。残留争いとなった一戦の結果は、張が半目を勝ち取り、初白星を挙げた。
 これで第6ラウンド終了だ。一力遼棋聖と余正麒八段が、5連勝(1手空き)でトップを並走。両者の直接対決は第8ラウンドで行われる。3位は4勝2敗の許家元九段。リーグ序列1位の井山裕太王座は一力と余に負けて3勝2敗(1手空き)。富士田明彦七段は3勝3敗。山下敬吾九段は2勝3敗(1手空き)。志田達哉八段は6連敗で陥落決定。

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