大関さん、頂上決戦制す【第45回世界アマ日本代表決定戦】
2大会連続の日本代表
夏冰(かひょう)アマ名人と大関稔アマ本因坊による世界への切符をかけた一番勝負、第45回世界アマチュア囲碁選手権戦日本代表決定戦が11月17日に日本棋院東京本院で行われた。
夏さんは昨年、朝日アマチュア囲碁名人戦(朝日新聞社、日本棋院主催)全国大会で初の優勝を遂げ、当時のアマ名人・大関さんに三番勝負を挑んだが、1勝2敗で敗れている。しかし今年7月、全国大会を再び制し、挑戦手合は2勝1敗、初のアマ名人に輝いた。
大関さんは8月の全日本アマチュア本因坊決定戦(毎日新聞社、日本棋院主催)で連覇を達成、アマ本因坊は守った。
舞台をかえて戦うことになった両者、予想通り、拮抗した戦いが続いた。中盤の勝負どころになると、大関アマ本因坊が抜け出す。そのまま大関アマ本因坊が逃げ切り、日本代表の座を仕留めた。
このアマ碁界頂上決戦を、立会・審判長を務めた山田拓自八段の解説でお届けしよう。
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