井山裕太碁聖が芝野虎丸名人に先勝している第49期碁聖戦五番勝負。第２局が明日７月13日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で打たれる。
　前日12日、対局室の検分が行われ、続いて会場そばの「金沢ニューグランドホテル」で前夜祭が開かれた。
　井山も芝野も、「被災され、いまだ回復されていない方がたくさんいる状況の中、碁聖戦を開催してくださり、感謝します。元気を与えられる、いい碁を打ちたい」と同様のあいさつをした。

　当日は、午後２時から北國新聞20階ホール（金沢市南町２番１号）で、林漢傑八段解説、佃優子アマ（元女流アマ選手権者）聞き手による大盤解説会が行われる。事前申し込みしていなくても、定員に達していなければ、入場料2,000円（500円増し）で入場できる。

　第２局の盤側は以下の通り。立会は羽根直樹九段、記録係は寺田柊汰三段と保田翔太初段。新聞解説は関航太郎九段。
　日本棋院ネット対局「幽玄の間」では秋山次郎九段の解説で中継。