１月27日に「上野愛咲美六段の知事表敬訪問」が東京都庁で行われた。昨年11月から12月の女子世界棋戦「第７回呉清源杯世界女子囲碁選手権」で日本勢初となる優勝を報告するもの。10～15分ほど小池百合子知事との面会が行われた。以下に表敬訪問後のインタビューをお届けする。（呉清源杯の記事はこちら）

　――小池知事とお話しされていかがでしたか？
　「オーラが違いました。すごい人のようなオーラで緊張しました」

　――呉清源杯と今回の表敬訪問、どちらの方が緊張しましたか？
　「今回の方が緊張しました（笑）」

　――今回のような貴重な場を体験して、改めて、どのように囲碁に向き合っていきたいか、教えてください。
　「まさか小池知事とお会いできるとは思わなかったので、貴重な機会を頂けて嬉しいです。更に、世界戦でいい結果を出せるように頑張りたい」

　――日本勢として呉清源杯優勝は初の快挙。この世界戦優勝を囲碁普及にどのように繋げていきたいか、教えてください。
　「世界で勝つと『私でもできるんじゃないか』とみんなが思って、囲碁を始める方が増えてくれたらいいなと思っています」

　――最後に、国内外の目標を教えてください。
　「国内戦では得意分野でもある早碁棋戦を頑張りたいという気持ち。国際戦では男女混合の棋戦でも成長して結果を残したい」