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東大、20年ぶり14回目の美酒【大学選手権全国大会】

 大学日本一を決める「第67回全日本大学囲碁選手権」(主催・読売新聞社、全日本学生囲碁連盟、協力・東京工業大学、滝久雄、株式会社パンダネット、後援・日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会)全国大会が12月22日から24日まで、東京・目黒区の東京工業大学で開催された。
 これは1チーム5名の団体戦。出場したのは全国8地区の代表校で、昨年とまったく同じだった。
 主将から五将の他に補欠2名も登録でき、7名の中からオーダーを決めることができる。各校とも強い選手を補欠にして、相手に応じて補欠の位置を決めるという戦術をとっていた。

京大、3連覇ならず

 前回は最終戦の全勝対決、対東京大(関東)を3対2でくだした京都大(関西)が連覇をはたした。今回もその2強の争いとみられた。
 しかし、6回戦で京大が名古屋大(中部)に2対3で敗れるという波乱があった。東大は全勝を維持。これで、最終戦で京大が東大に5対0で勝っても、勝ち数で及ばないため、東大の優勝が決まった。
 最終戦では、東大が京大を4対1でくだし、優勝を全勝で飾った。1敗の名大は勝てば2位だったが、東北大(東北)に敗れて惜しくも3位に。
 東大の優勝は、20年ぶり14回目。メンバーは青木翔吾、工藤義也、星野開、鐘正揚、林朋哉、川口飛翔、宅見悠作の各選手。
 五将の林さんは全勝賞を受賞。「昨年の京大戦では、森田拳さんに負けたことがチームの負けにつながって、とても悔しい思いをした。今年は、選手全員が絶対に勝つという思いで臨んだのが勝利につながった」と大会を振り返る。リーダー格の川口さんは、「来年も優勝できるよう、がんばる」と力強い抱負を語っていた。
 2位に終わった京大・森田さんは、「京大史上初の3連覇をねらっていたのに残念」と言葉少なに語っていた。
(記・左合比登史)

各地区代表8校が3日間かけ、総当たり戦でぶつかった
最終戦、東大(左)と京大の2強対決

〈第67回全日本大学選手権・7回戦〉
黒 林朋哉(東大) 白 古川恭正(京大)
143手・以下略、黒中押し勝ち

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白84(33)
全選手と関係者で記念撮影

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