
余、パワー全開【第72回NHK杯】
余正麒八段(29)は12年連続12回目、呉柏毅六段(28)は8年連続8回目の出場。関西棋院勢同士の対決は、余が中盤の競り合いでパワー全開。大石を撲滅し、単手数で圧勝した。解説は松本武久八段。
〈第72回NHK杯3回戦・第5局〉
黒 余正麒八段 白 呉柏毅六段

※最終譜のあとに棋譜再生機能があります。
〈第1譜〉1―11

対戦成績は余の3勝2敗。「余さんは非常に力強い碁。地を取るにしても、目一杯囲います。呉さんは丁寧で、地を稼ぐ棋風。攻めよりシノギ、余すタイプです」と松本八段。
黒3といきなりのダイレクト三々。「時々見かけます。余さんですから、攻めの三々入りです」。黒11まで、穏やかな立ち上がり。
ここから先は
1,572字
/
19画像
この記事のみ
¥
220
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!