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一力本因坊、2度目の秀哉忌

 二十一世本因坊秀哉(1874~1940年)の命日である1月18日、「秀哉忌」が東京都豊島区巣鴨の徳栄山本妙寺にて営まれ、昨年の本因坊戦五番勝負で2連覇を果たした一力遼本因坊が祭主を務めた。

秀哉名人の墓前で手を合わせる一力

 他に武宮陽光日本棋院理事長、秀哉一門代表の大淵盛人常務理事、本因坊戦を主催する毎日新聞社の関係者らが参列した。

 本堂での読経の後、道策、丈和ら歴代本因坊が眠る墓所の中央にある秀哉の墓に参列者は線香を手向け、手を合わせた。

 法要に参列した一力本因坊は、「気が引き締まる思いです」と話し、「今年は本因坊を含め、四つのタイトル防衛が大きな目標としてあります。自分が納得できるような碁を打ちたい」と抱負を述べた。

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