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全ての人に支えられて掴んだ世界一【上野愛咲美五段・呉清源杯優勝記者会見】

 11月24日から12月1日の第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権で、優勝を飾った上野愛咲美五段と日本の団長を務めた謝依旻七段が帰国。その後、両者が出席した記者会見が行われた。

第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権・決勝三番勝負
主催:中国囲棋協会、福州市人民政府
共催:福州市体育局、鼓楼区人民政府
場所:中国福建省福州市「呉清源囲棋会館」
優勝賞金:50万元(約1050万円)、準優勝:20万元
持ち時間:各2時間、1分の秒読み5回、中国ルール(コミ7目半)

【対戦成績】
第1局(11月29日):上野五段、黒中押し勝ち
第2局(11月30日):唐六段、黒中押し勝ち
第3局(12月1日):上野五段、黒中押し勝ち
※上野五段が2勝1敗で優勝

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上野五段の挨拶

記者会見で世界一の喜びを語った上野五段

 出発前は優勝できるとは思っていなかったので、この場にいるのが不思議な気持ち。優勝できてすごく嬉しいです。3回戦の李赫さん(六段)や準決勝の於之瑩さん(八段)の碁は厳しい局面が多かった中、なんとか勝つことができて勢いにのれたと思います。

 決勝戦の1局目は満足いく碁が打てましたが、2局目は相手が強すぎて完敗。その時に、謝先生と通訳の郭さんでお買い物にいけたので、安心して次局に臨めたのかなと思います。3局目は全然悪いと思っていたのですが、頑張れていたみたいです。優勝できたのは、支えてくださった方々と応援して下さった方々のお陰だと思っています。ありがとうございました。

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