日本の一力遼九段、悲願の世界戦優勝まで残り1勝【第10回応氏杯世界選手権決勝五番勝負第3局・直前インタビュー】
9月8日に「第10回応氏杯世界選手権決勝五番勝負・第3局」が中国・上海で行われる。現在の対戦成績は、日本の一力遼九段が2勝0敗で世界戦優勝まで残り1勝に迫っている。中国の謝科九段と対決した第1、2局の感想と、第3局への思いを語って頂いた。
応氏杯五番勝負の第3局以降、日本棋院東京本院2階で大盤解説会が行われます。それぞれ13時半に解説が始まります。(会場には10時半より入場できます)
過密スケジュール
――まずは、現地到着までの行程を教えてください。
「8月9日は仙台に日帰りで一力杯の前夜祭に出席。8月10日に中国・重慶へ移動という過密なスケジュールでしたが、8月11日に休めたので、コンディションに問題はありませんでした」
――第1局と第2局の間、休息日はどのように過ごされましたか?
「基本的には部屋でゆっくり休んでいました。許家元九段を部屋に呼んで、翌日の布石研究もしていましたね」
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