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ベスポジを探せ!第147回
「ベスポジを探せ!」は毎日1題出題します。対象は級位者以上です。布石の基礎力作りに役立ててください!
第147回「急所を突く」〈黒番〉相手の弱点を突いて、一気に主導権を握ってください。
※正解図と失敗図は下図を参照ください。
〈正解〉黒1と右下の白を攻めるのが好点。右辺と下辺の黒模様が広がる可能性もあり、黒の楽しみが多い局面。
〈失敗〉黒1と下辺を広げるのは、白2以下と右下を補強されながら
基礎知識を身につけよう その7【整地のよさ】
整地(せいち)は、他の競技のスコアの出し方・勝負の決定の仕方と比べて、面白いもの、独特なものといえるでしょう。
プレイヤー自身が手を動かして相手の陣地を整え、スコアを出します。そして確認し合い、合意して勝敗決定です。
一局の碁は両対局者の作品とよくいわれますが、ゲーム終了後も二人で作り上げていくのが整地なのです。何だか素晴らしいと思いませんか。
整地の仕方1から3に続く今回、整地のよさを
石の呼吸㉑【両ガカリ定石簡明型の罠】
このコーナーは最新形の活用や主流の打ち方を紹介します。今回は星の両ガカリ定石で現れる「簡明形活用の注意点」。簡明な打ち方は、安全な形を得られる反面、いろいろな欠点があることを把握しておきたいところ。
テーマ図「両ガカリの簡明型」 白1から5は両ガカリ定石を受ける有名な打ち方。白7のツケは複雑な変化を避けられますが、黒側に様々な選択肢を与えてしまうため、配石に気をつけて使う必要があります。
ベスポジを探せ!第146回
「ベスポジを探せ!」は毎日1題出題します。対象は級位者以上です。布石の基礎力作りに役立ててください!
第146回「模様の拡大」〈黒番〉どこの模様を広げるべきか、次の一手を探してみてください。
※正解図と失敗図は下図を参照ください。
〈正解〉黒1と下辺の模様を広げていきたいところ。
参考までに、白2と打たれた場合、黒3以下の現代定石手順で下辺の模様拡大を図るところ。
〈失敗〉黒1と大場へ